記事一覧

各分掌の総括の職員会議

ファイル 910-1.jpg

 少し寒い日となりましたが、中庭の桜は五分咲き程度でしょうか。おそらく週明けには満開となり、入学式の頃はかなり散ってしまうかもしれません。ぱっと咲いてさっと散るのが桜ですからしかたありませんね。
 さて、今日は各分掌の1年間の総括の職員会議を行いました。本校は総務部、教務部、生徒指導部、進路指導部、保健部の五つの校務分掌で組織されており、すべての教員がいずれかの分掌に所属します。学年が横糸であるとすれば、分掌は縦糸であり、この二つの糸がバランスよく織りなされてこそ、学校はうまく機能します。各分掌がしっかりとそれぞれの職務を明確に遂行しなければ、あらゆる指導面で各学年でばらばらの状態になってしまいますし、一方で分掌の意向が強すぎるとそれぞれの学年の個性がなくなってしまいます。
 年度末に各分掌から1年間を振り返って、次年度に引き継ぐべき成果や解決すべき課題を提起し、全教職員が自分の分掌だけでなく、学校全体の成果と課題を把握することはとても大切です。その上で、自らが所属する学年や分掌において、次年度に遂行すべきことを認識し、はっきりとした目標を立てて、それぞれの職務にあたることが肝要です。もちろん学校における評価の指標はすべて生徒にとってプラスになっているかどうかです。学校はあくまでも子どもたちのためのものであることを忘れてはならないと思います。