今日はセントバレンタインズデーです。階段の踊り場には写真のような書画作品が飾られていました。とてもいいメッセージですね。
2月も半ばになり、冷たい風の中にも日差しの暖かさを感じることができるようになりました。校内のあちらこちらで春の兆しを感じることができます。先月から蝋梅(ロウバイ、別名唐梅・南京梅)は黄色い花を咲かせてくれていましたが、中庭の梅もかわいい花を咲かせ、いい香りを漂わせてくれています。
「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」有名な俳句ですが、作者の服部嵐雪は江戸時代前期の俳諧人で、松尾芭蕉の高弟でした。冬の厳しさを越え、春を待ちわびる気持ちが見事に表現されていて、とてもこの俳句が好きです。特に春が一気に来るのではなく、少しづつ近づいてくるワクワクとする感慨がいいですね。私には桜より梅の花の方が春を感じさせてくれるような気がします。