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『考古学入門』最終日です。

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 今週の月曜日から始まり、今日で終了する夏季集中講座『考古学入門』を大阪府立弥生文化博物館に見に行ってきました。今朝は猛暑の中、ガラスの粉を砕いて鋳型にはめて、高温でガラスを溶かして勾玉を作る実習に取組んでいました。4名の生徒がとても一生懸命、かつ楽しそうに作業をしていました。この五日間は和泉市にある弥生文化博物館だけではなく、堺にある大阪府文化財センター、河南町にある大阪府立近つ飛鳥博物館、豊中市にある日本民家集落博物館なども訪れて、土器の実測を始め、展示実習、火起こし・炊飯、そして勾玉作りなどたくさんのことに取組んできました。どうでしたかと感想を聞くと「とても楽しかった」という答えが返ってきました。
 歴史や考古学に興味のない人にはわからないと思いますが、好きな人にとってはたまらなく楽しい5日間だったようです。日常には楽しいことがたくさんあります。でも知的好奇心を満足させてくれる愉しみは格別の良さがあります。その楽しさを味わうためにはまず何かに知的な好奇心を持つことが必要です。是非、みなさんも様々なことに興味を持って、どんどん知性を磨いてほしいと思います。
 今回の夏季集中講座に参加された生徒の皆さん、お疲れ様でした。また、付き添いの社会科の教員の皆さんもありがとうございました。