昨日は天満橋にあるOMMで開催された「進学ミーティング」という学校説明会に参加しました。京阪神の私立学校、公立学校の多くがブースを設けて説明を行いましたが、会場内は中学生で溢れんばかりの熱気でした。そんな中で一番感心したには熱心に各学校の説明を聞く中学生たちの姿でした。振り返って自分が中学生の頃、これほど真剣に自分の高校進学について考えただろうかと振り返ってみました。もちろん当時はこうした説明会もなく、中学校の先生や先輩の話を聞く中で、自分の成績、クラブ活動、通学方法と時間くらいで決めてしまったようです。そして漠然とした高校生活の憧れがあったと記憶しています。
そうして府立高校に進学しましたが、結果はとても満足のいく3年間でした。クラブ、友人、学校行事と授業以外で学んだことも多いですが、担任や教科担当の先生方のお顔をアルバムなどでみると、それぞれの先生方の授業や話しぶりの個性が思い出されます。中には強烈なインパクトを与えていただいた先生もおられました。今思うと先生方は自分の個性をそのまま私達にぶつけてくれていたと思います。その姿から私は教科内容だけでなく、人としての生き方や生き様も学ばせてもらいました。
学校は様々な取組みも大切ですが、やはり一人ひとりの教員の個性の上に構築された授業力・指導力が幅広い学びを生み出すと思います。