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心肺蘇生法の講習会

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 夏休みはクラブ活動が最も盛んにおこなわれるシーズンで、多くのクラブが合宿も実施します。同時、夏は熱中症をはじめとして事故も多いシーズンでもあります。事故が生起しないように万全を期すことが1番ですが、いざ事故が生起した時に適切には対処しなければなりません。しかし、日頃から訓練をしていないと事故と遭遇した際にほとんどの人はパニックに陥ってしまいます。そこで、本校でも昨日は教職員を対象に保健部と体育科が中心となって心肺蘇生法の講習会を開催しました。今日の放課後にはクラブ員対象の講習会を開催します。
 内容は「あっぱくん」というトレーニングボックスを使って、胸の真ん中を抑える胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを与える方法の訓練です。人が倒れて心停止した時に直ちにこの胸骨圧迫を始めると救命率が2倍~3倍に増えるそうです。1分間に100回のペースで胸骨圧迫を数分間続けるのはかなりの力も要りますので、参加した教職員もへとへとになりました。大阪ライフサポート協会の標語には「あなたの勇気が命を救う!」とあります。また、心臓突然死の7割は自宅で発生するそうです。いざという時誰もが日頃からこうした訓練を行っておくことが大切だと思います。