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読売新聞の報道について

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 ハナミズキがとても美しい季節となりました。今は私たちの身の回りのあちらこちらで咲いているハナミズキですがもともと北アメリカが原産だそうで、別名「アメリカヤマボウシ」と呼ばれています。北アメリカからやってきた歴史は古く、1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄氏が、アメリカワシントンD.C.へ桜(ソメイヨシノ)を贈った際に1915年にその返礼として贈られたのが始まりということです。 一青窈さんの歌ですっかりおなじみになりましたね。
 さて、話はがらりと変わりますが、4月20日の読売新聞に『「あいりん」に小中一貫スーパー校』という見出しで、大阪市教委が橋本徹市長が掲げる「西成特区構想」の目玉事業にしたいという考えで西成区の萩之茶屋、弘治、今宮小学校と今宮中学校とを統合して小中一貫校として15年に開校するとの方針を決めたという記事が掲載されました。そしてその記事の最後の方に『市教委はさらに、地元の府立今宮高に進学できる特別枠の設定についても検討を進めており、実現すれば公立では全国初の「小中高12年一貫校」となる。市教委幹部は「保護者の支持も得られるはず。府教委と協議したい」としている』と書かれています。
 その後、何件もこの記事に関する問い合わせがありました。実はこの内容については校長である私も新聞を読んで始めて知ったことであり、本校に大阪市教育委員会からの連絡も読売新聞からの問い合わせや確認も全くありません。
 大阪府教育員会を通じて記事の内容について大阪市教育委員会に問い合わせていただいたところ、大阪市教育委員会としては「検討していない」ということでした。また地元の今宮高校ということですが、本校は浪速区にある高校です。記事の中の大阪市教育員会幹部なる方がどなたなのかは知りませんが、勝手に本校の名前を挙げてメディアにお話しなさったということであれば、その不見識には驚くばかりです。とにかく、今宮高校にとっては「寝耳に水」の話であります。今後どのようなお話が大阪市教育員会からよせられるのかもまったくわかりませんが、未だに何の連絡もありませんので、私もはなはだ困惑していると共に憤っている次第です。
 在校生や保護者、同窓生や本校に関心のある中学生の皆様には大変申し訳ありませんが、この記事と今宮高校とは一切無関係でありますので、よろしくご理解下さいますようお願い申し上げます。