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今日から軽音フォーク部バレンタインライブ

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 今朝は電車の中も新今宮駅も中学生で一杯でした。今日は大阪府の私立高校の入学試験の日です。車内では一生懸命にノートや参考書で最後のチャックをしている緊張した姿も見受けられました。そして来週の16日(木)と17日(金)はいよいよ府立高校も前期選抜の受付です。本校も昨日の会議で願書受付のシミュレーションを行い、万全の準備を整えています。
 さて、今朝の朝日新聞では保護者が教員の「不適格」を申し立てる制度のが教育基本条例案に盛り込まれることが大きく報道されていました。このことについては賛否両論あり、府議会でこれから議論されることだと思いますが、私はその記事の下にあった大阪府の公立教員合格者2,292人のうち284人(12.4%)の方が辞退したという記事がとてもショックでした。教育の基本は何と言っても「人」です。そして子どもたちを指導する技術はもちろん重要ですが、すべての指導の基本になるのは教育への情熱や熱意、そして教育という仕事にたずさわることへ使命感と誇りだと思います。辞退の理由の57.4%は「他府県や私学の教員に採用」ということらしいですが、大阪府の公立学校で教員を続けてきた自分としてはとても残念であるとともに寂しさと大阪の教育の将来への不安を感じました。
 学校では軽音エレキ部に続いて、今日から軽音フォーク部によるランチタイムのバレンタインライブが4日間にわたって開催されます。一生懸命自分を表現する生徒の姿、手拍子でそれに応える生徒たちの姿、ほのぼのとした時間と空間に改めて学校っていいなあと思います。