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サイバー犯罪被害防止教室

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 久しぶりの雨で街も校舎もしっとりとした感じです。大阪では12月8日以来のまとまった降雨だそうで、そんなに長く雨が降っていなかったのかと少し驚いています。乾燥した状況が少しでも緩和されればと思います。
 今日の6時間目に2年生を対象に大阪府警本部生活安全部少年課より講師にお越しいただき、「サイバー犯罪被害防止教室」を開催しました。サイバー犯罪とは情報技術を利用した犯罪のことで、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反」(他人のID、パスワードを無断で使用して、プロバイダ等のコンピュータにアクセスする行為)、「コンピュータ又は電磁的記録を対象とした犯罪」(刑法に規定する電子計算機損壊等業務妨害罪等)、そして「ネットワーク利用犯罪」(インターネットオークションでの詐欺事件・インターネットを使用して、わいせつ画像、児童ポルノ等を不特定の人に閲覧させた事件・インターネット上の電子掲示板等を利用して、違法な薬物等を販売した事件等)のことです。中高生が携帯やスマートフォン、あるいはパソコンを介して被害にあったり、時には加害者にもなるということです。今日の講演の中でこうした事件に巻きこまれないためには個々の判断力と想像力が必要な力であるということが述べられていました。本当にそうだと思います。そしてそうした力は日頃の学習や活動をしっかりと送るの中で総合的に身についていくものです。そしてなによりも自分のことだけでなく、何事も広い視野で物事をとらえ考えていくことが大切です。日頃から是非広い視野を持つことを心がけて下さい。