9月4日(土)、自彊会(同窓会)総会がスイスホテル南海で開催されました。参加された会員の最高齢は旧制中学27期生(91歳)で最年少は高校61期生(20歳)とその差71歳でした。私も今中時代の方々をはじめ、さまざまな世代に方々からそれぞれの時代の学校の様子を聴かせていただきました。何よりも皆さんが生き生きと目を輝かせてお話をしてくださることに感銘を受けました。
また、総会後の懇親会では、昨年「日経おとなのバンド大賞」に挑戦し全国大会に出場した「レイニーブルー」という今高軽音フォーク部から生まれたOBバンドやブラバンOBの方の演奏などで大変盛り上がりました。何よりも圧巻だったのが最高齢の方を中心に歌われた「今宮中学校歌」です。80年近く前に出会った歌を今も歌い続けているということに、戦前・戦中・戦後と激動の時代を生きてこられた方の強さと誇りに心が震え、そして輝いた青春時代へ思いを馳せて歌っておられる表情の穏やかさに心が和みました。自分に歌い続けることのできる歌があるんだろうかと自問しながら、会場を後にしました。
自彊会の皆さん、日ごろのご支援ご協力に加えて、すばらしいひとときを本当にありがとうございました。
(写真は自彊会総会で演奏中のレイニーブルーの皆さんと新自彊会館です。)