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総合学科での選択の意味

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 11月も下旬に入り、秋も深まる中、御堂筋の銀杏もきれいに色づいてきました。
 さて、オープンスクールや学校説明会で中学生や保護者の方々から「総合学科では自分の興味関心に合わせて、好きな科目だけ選択するということですか?」という質問をよくいただきます。確かに総合学科では興味関心にあわせて科目を選択し自分独自の時間割を作ります。もちろん自分の好きな科目や得意な科目を選択し、自らの力を伸ばしていくことも大切ですが、総合学科ではそれだけではなく、もっと生きていく上で大切な力をつけて欲しいと考えています。
 言うまでもなく人生は選択と決断の連続であり、自分の選択の結果はすべて自分で責任を取らなければなりません。そこで総合学科では、①個々の生徒がまず自分の将来に対して「興味関心」を持ち、②自分の将来の目標をしっかりと見定め、③その実現のために、今しなければならないしんどいことやつらいことを、人から言われたり、やらされたりするのではなく、自らが主体的に選択することを通して、④どんな困難に直面しても逃げたり、簡単にあきらめたりしない力を身につけることを目標としています。
総合学科での選択を通して、あえて困難にチャレンジする姿勢とどんな厳しい状況でも生き抜いていける力を身につけて欲しいと思います。