今日は二十四節気の一つ「処暑」の日です。暑さが後退を始め、朝夕はいく分かしのぎやすくなり始めるという日ですが、なかなか涼しくなったという実感が持てない今日の暑さでした。しかし、気がつくとあれほどかまびしいと感じていた蝉の声もすっかりと鳴りをひそめて、中庭ではアキアカネが飛ぶようになっていました。昼間の暑さはなかなか後退してくれそうにはないですが、夕暮れは多少は秋の気配を感じます。
学校の南側の町内会では地蔵盆の飾り付けを朝から地域の方たちがやっておられました。今宮高校の周辺は古くからの下町情緒が今も残っています。夕方にご挨拶にいかしていただきました。最近は子どもが少なくなって地蔵盆もかつての賑わいはないとのこと。自分も子ども時代にお菓子欲しさにいくつもの町内会の地蔵盆をはしご?していたのを思い出します。夏の終わりの風物詩としていつまでも大切にしてほしい行事です。
夏休みも終盤。本校も明後日から全学年授業が開始されます。生徒たちが学習やクラブ、そして行事の準備に多少なりとも涼しい中で取り組めるよう、もう少し夏が秋へとその席を譲ってほしいと願います。