今日の教養講座は午後1時から小・中学生を対象としたダンス講座「ダンス部と一緒に楽しく体を動かしましょう!」、午後2時半からは高校生・一般を対象とした「Webページの学習への活用は有効か?」の二つの講座を開講しました。ダンス講座では20名を超える小・中学生が参加し、ダンス部員の指導のもと一生懸命体を楽しそうに動かしていました。LL教室の講座には7名の方にご参加いただきました。暑い中、ありがとうございました。
さて、本日、8月6日は広島では原爆投下から66年目の「原爆の日」を迎えましたが、先日、友人から一通のメールが送られてきました。それは8月6日にマツダスタジアムで行われる対ジャイアンツ戦において慰霊のセレモニーが行われ、その中で夫である枚方市在住の詩人・高木いさおさんの詩「8月6日」が女優の斎藤とも子さんによって朗読されるというものでした。意外でしたが8月6日に広島でプロ野球公式戦が開催されるのは53年ぶりだそうです。広島カープのホームページにはこのことについて「広島にとって特別な日「8月6日」に対する多くの方々の想いや、歴史を継承するとともに、次世代に引き継ぐことができればと思っております。この日が何の日なのかを忘れることなく、また気付いていただくきっかけとすることを目的として催しを実施します。」とありました。今日から甲子園では高校野球も始まります。平和の大切さをしっかりとかみしめ、野球ができること、観戦できること、そして教養講座でダンスを楽しむ子どもたちの笑顔がいつまでも続くことを願い、私たちが平和も守っていかなければならないと思います。平和への願いを込めて高木いさおさんの詩を掲載します。尚、この詩の掲載については著者の許可を得ています。
「8月6日」
忘れてはいけないことは
決して忘れてはいけない
8月6日がやって来たら
「忘れてはいけない!」と声に出そう
8月6日がやって来たら
1945年に生まれていなくても
「忘れてはいけない!」と声に出そう
8月6日じゃなくても
戦争の話が出て来たら
「忘れてはいけない!」と声に出そう
8月6日じゃないし
戦争の話も出ていないけど
生命(いのち)のことを考えるときは
「忘れてはいけない!」と声に出そう
そして
生きたいのに死んでいった
沢山沢山の人たちのことを思いながら
生きていることの意味を考えよう