雨が上がって日差しが戻り、校内の緑がいっそう輝いています。
さて、今日は選択科目「世界の歴史と地域を学ぶ」という社会科の選択科目の取組みについてご紹介します。分量が多いので、今日<その1>と明日<その2>に分けてアップします。
授業の内容は科目名のとおりですが、1学期は「地域に学ぶ」を中心として、大阪市内に古くからある商店街に出かけ、商店街の方々のインタビューを行いながら、歴史や現在の問題点をフィールドワークします。4箇所の商店街に出かける予定ですが今回は学校の近く、西成区の鶴見橋商店街に出かけてきました。生徒たちの調査によると鶴見橋商店街は昭和の初期に大日本紡績木津川工場の従業員相手の商売人が集まって形成されたそうです。天神橋筋商店街に次いで、日本で二番目に長い商店街だったということで焼く100Mごとに区切りがあり、東の1地番外から西の8番街まであります。なにわ筋の延長により5番街と6番街の間は大きく開くことになりましたが、鶴見橋2丁目交差点には鶴をイメージしたモニュメントができました。商店街が区切られているので、それぞれの区画で違ったアーケードを見て楽しむこともできるそうです。(その2へ続く)