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1年生、自主規制を議論

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 1年生は宿泊ホームルームで「自主規制」についてクラス討議を行いました。討議の柱は「自主規制と校則のちがい」「自主規制を守るということは」「自主規制を守るために」の三本です。昨日の「自己発見」の時間の学年集会で各クラスから討議の内容についての報告会を実施しました。今宮高校では制服(標準服)や頭髪等については校則ではなく自主規制が基本です。生徒自治会が2005年に策定した「今宮高校自主規制前文」には
1、自主規制とは校則ではなく、私たち生徒の手で作られ、先生方からも尊重される生徒のためのルールである。
2、自主規制とはあくまで私たち生徒の考える理想の今宮高校を実現させ、私たちがより楽しく有意義な高校生活を過ごすために作られた。
3、自主規制は私たち自身が作り上げていくものである。よってその内容は常により良いものへと検討され続けられなければならない。
4、自主規制の自主とは、個人ではなく生徒全体が作り守るという意味である。内容の変更をしない限り全ての今宮生はこれを守る義務を負う。
5、自主規制は今宮生徒自治会の基礎である。全ての今宮生はこれに誇りを持ち続けよう。
というものです。こうしたこれまでの先輩たちの議論も受けて1年生は真剣に討議してくれました。どのクラスの討議内容もすばらしい内容でしたが、あるクラスのまとめで「何をしてはいけないのではなく、何をすべきかを考える!」というものがありました。実にすばらしい意見であると感心しました。これからもさまざまな問題について討議を重ね、理解を深めていって欲しいと思います。そうして得た知識や認識はとても深遠でそれぞれの身にしっかりと根付いたものとなり、世界観も人間の幅も広げてくれます。