3年生にとっては今宮高校で授業を受ける最後の週となりました。今週の後半と来週1月31日(月)は考査とホームルームです。受験真っ只中ではありますが、最後まで学校の授業もしっかりと取組んで欲しいと思います。
言うまでもなく高校の授業は大学受験のためや何かの資格を取ったりするためだけのものではありません。授業では、一般的な座学はもちろんのこと、実験や実技で多くの知識や技能を得るることができますが、それだけではありません。それぞれの授業にはこれから生きていく上で大切なものがもっとたくさん込められています。その一つは、何よりも担当する教員と生徒や生徒同士の授業でのやり取りといったダイナミックで双方向・多方向な学習活動の中からしか得られない気づきに満ち溢れた「学び」の楽しさが得られるということです。それは生涯にわたって学び続けていく豊かな生き方へとつながっていきます。これは学校やクラスという集団が生み出す力でもあります。
最後まで空間と時間を友人たちと共有する高校の授業という場が与えられていることに感謝し、大切にし、そして楽しんで欲しいと思います。