今日は1月10日。今宮戎神社の十日戎にお参りしてきました。今宮戎神社の歴史は古く、聖徳太子が四天王寺建立の際に西方の守護のために建てられたと伝えられています。そして現在「戎(恵比寿)」様は、漁業の神、商売繁盛の神、福の神として親しまれており、毎年1月10日は十日戎といわれ、前日を宵戎、今日が本戎、明日が残り福です。毎年100万人の人出があり、今日もいやはやすごい人で、お参り道からすでに身動きもとれないくらいで、境内の中は押し合いへし合いの状態でした。そこに「商売繁盛で笹もってこい」の掛け声が響き渡りにぎやかなことにぎやかなこと。まさに大阪の庶民エネルギーのすごさを実感できる祭礼です。お参りに来られている方々も手に手に吉兆(神社から授与される子宝)のたくさんついた笹や飾りの縁起熊手を持って、商売繁盛を祈願しておられました。関西経済の低迷が言われて久しい中、景気が回復し、高卒生をはじめとする若い人たちの就職状況が好転して欲しいものです。私もしっかりとそのところをお願いしてきました。