全国総合学科校長協会の理事会・研究協議会に参加するために、午後から東京都立つばさ総合高校に来ています。つばさ高校に総合学科高校の全国事務局があり、今回で4回目の訪問で、これまでも何度か「校長だより」でも紹介させていただきました。東京都大田区本羽田にあり、東京都の最南端に位置し、学校の南側を流れる多摩川を渡れば神奈川県川崎市になります。最寄りの駅は京急線の「大鳥居」という駅で、駅構内には大きなレリーフが飾ってありました。大鳥居駅の開業は明治35年6月と古く、現在は次の駅名となっている穴守稲荷神社から鳥居橋まで鳥居が連なっており、最初の大きな鳥居がこの近くにあったことからこの駅名となったそうです。もちろん羽田空港にも近く、つばさ高校の校名の由来はそこにあります。(余談ですが、手前の駅は「糀谷」で、このあたりの人は私の名前も間違えずに読んでくれそうです。)
今日の今宮高校周辺は十日戎で賑わっていますが、関東には戎祭の風習はないそうです。また、今日の協議会は北海道から沖縄までの高校が参加していますが、東京の今日の最高気温は7℃と大阪同様に寒い日でしたが、北海道の旭川からきた先生によりますと現地の最高気温は-17℃、沖縄の先生によると今日は寒い日で最高気温が16℃だったそうですが、そろそろ桜が咲き始めているそうです。さすがに日本列島は長いですね。
しっかりと全国各地の総合学科高校の取組みを勉強して大阪に帰りたいと思います。それにしても東京は人が多いです。山手線ではどの駅でもたくさんの人が降りて、たくさんの人が乗ってきます。この人の多さがしんどい反面、たくさんの人の中に個人は紛れてしまえるという点では楽なところがあるのかもしれませんね。