今年度2回目の防災避難訓練を実施しました。前回(6月5日)は火災を想定した訓練でしたが、今回は地震を想定した訓練です。地震発生と同時にまず机等の下に身を隠し、上からの落下物から自分を守り、揺れがおさまり、校舎外へ避難せよという合図で運動場に全員が集合しました。生徒だけでなく教員も教科ごとに点呼をとり安全な避難を確認します。前回は7分ほどかかった集合が、今回は6分ほどに短縮されました。
集合した後に大阪市消防局浪速消防署の方より講評をいただきました。避難訓練をやらされているという意識で行ってはいけない。本当に地震が起こった時のことを想像して、真剣に取り組まなければならないということ。また、大阪市には消防士は3500人しかいないので、数百万人の人々の命を守るためには中学生や高校生の協力が必要である。特に昼間に自宅にいるのは幼い子供かお年寄りなので、いざという時には是非力を貸してほしいとお話しくださいました。
まず、自分の安全を確保し、次にその時々の状況に応じて自分に何ができるかを考えることが必要だと思います。阪神大震災、東日本大震災の教訓を活かして、災害発生時にはそれぞれがどうするべきかを普段から想定しておくことが大切です。お忙しい中、避難訓練にご協力下さいました消防士の皆さんに感謝申し上げます。