久しぶりに映画を観ました。梅田ロフトの地下にあるテアトル梅田で上映中の「ルノアール 陽だまりの裸婦」という映画です。フランス印象派の巨匠であるピエール=オーギュスト・ルノワールの晩年を描いた作品で、1915年の南フランスのコートダジュールが舞台です。
ストーリーはさておき、この作品で映し出される南仏の風景を背景としたカットの美しさは、まさにルノワールの作品に描き出された光と色彩にあふれたもので、とても印象的でした。その印象をキャンバスに描く才能があればどれほどいいだろうと思います。フランスにもコートダジュールにも行った事はありませんが、ちょうどこの夏に比叡山にあるガーデン・ミュージアムというルノワール、ゴッホ、モネといったフランス印象派の絵画をモチーフにした庭園美術館を訪れたばかりだったので、とても興味深く映画を観ることができました。