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兵庫の高校生も頑張っていました。

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 神戸文化ホールで開催された第15回全国高等学校総合学科教育研究大会に参加してきました。北海道から沖縄まで427名の総合学科高校の関係者が集まる研究大会です。今回は学校の報告に加えて、開催県である兵庫県の総合学科高校から4校4名の高校生が自らの取組みを発表してくれました。さすが総合学科高校生だけあってプレゼンテーション能力はすばらしかったですが、それ以上に発表内容に感銘を受けました。環境問題や就業体験などの発表でしたが、自分が単に将来こういう仕事につきたいとか研究したいとかではなく、それぞれが将来にわたって社会とどう関わっていくか、貢献していくかということをしっかりと述べていました。自分や自分の住む地域、国だけではなく、グローバルな視点で将来どのように社会にコミットしていくかという姿勢に感心しました。記念講演の「街場の教育論」や「日本辺境論」で著名な 内田樹 神戸女学院大学教授の「教育は自己利益のためではなく、公のためにある。」というお話とあいまって、私たちが目指す「高い志」とは何かを考えさせられました。すばらしい研究集会を開催していただいた兵庫県の総合学科高校関係者の皆さん、ありがとうございました。