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縞状鉄鉱層の鉄鉱石(西オーストラリア)
縞状鉄鉱層の鉄鉱石(西オーストラリア)高ヒット
投稿者ebisuebisu さんの画像をもっと!   前回更新2014-7-4 12:42    友人に知らせる友人に知らせる
ヒット数2294  コメント数0    9.50009.50 (投票数 2)投票する投票する
 28億年前に既に存在していた太古の海には、地球内部から噴出した多量の鉄イオンが溶け込んでいました。
 27億年前に出現したシアノバクテリア(藍藻類、この生物の作るコロニーはストロマトライトと言われています)が光合成し、酸素を放出しました。大気の酸素量は1万倍になったと言われています。
 また、その酸素は海水中の鉄イオンを酸化し、酸化鉄Fe2O3を海底に沈殿させました。
 これが、西オーストラリアのマウントホェールバック、ハマスレー山地などの大規模な鉄鉱床になりました。その中には、ブラジルのカラジャスに次ぐ、世界第2位トムプライス鉱山もあります。
 以前、このトムプライスを訪問しました。現地で鉄鉱石(ヘマタイト)をもらってきて、何人かの人にプレゼントし、残った一つを授業でつかっていました。
 
 この鉄鉱石は、松本先生に地理授業用にといただいたものです。松本先生の研磨により、見事に縞状の模様が浮かび上がっています。
 どうして、このような縞状になるのかはわかっていないようです。今高生諸君、この疑問の解明に挑戦してください。

 参考となる資料
  地理Aの教科書:「新編 地理A」P41 安定陸塊と鉄鉱
  地学の教科書:「地学基礎」啓林館 P89
  地球46億年の旅05 朝日新聞出版 P14

 参考となるサイト
  名古屋市科学館
  Wikipedia

  

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